よくある質問(FAQ)
Equilumeライト・マスクはどこで購入することができますか?
「注文方法(How to Order)」タブをクリックすると、いくつかの国で当社製品の販売代理店へのリンクがあります。お客様の国がない場合には「お問い合わせ先」のページから直接お問い合わせください(英語のみ)。お客様の注文を処理するために当社からご連絡を差し上げます。
なぜ青色光を使うのですか?
青色光は短波長の光であり、メラトニン生成を最適に抑制する眼球の光受容体を刺激することがわかっています。馬のメラトニンを抑制するために必要な最適な光信号は、50ルクスの青色光であることが、ユニバーシティ・カレッジ・ダブリン(UCD)のバーバラ・アン・マーフィー博士のチームの研究によって同定されています。 (Walsh et al, 2012. The Veterinary Journal).
なぜ片方の目にだけ光を照射するのですか?
光信号を眼球からメラトニンを調節する脳の部分に運ぶ神経回路は、両眼とも同じです。我々の研究では、片方の目に光を照射するだけでも、効果的にメラトニンの生成を抑制することが可能である事が分かりました。この発見は、馬の正常な動作能力に影響を与えることなく、夜間に片方の目に光療法を施すことができることを意味します。一方、メラトニンの抑制を通じて効果的に馬の繁殖期を促進することができるのです。
なぜEquilumeライト・マスクを使用する光療法は、11月15日(北半球)または6月15日(南半球)に開始する必要があるのですか?
馬の繁殖期を促進させるためには、人工的に延長された光刺激を約90日間施す必要があります。繁殖期の過渡期は、人工光照射の60日後に開始しますが、牝馬の発情周期が実際に始まるのはその数週間後です。当社は、牝馬への光療法を11月15日(北半球)または6月15日(南半球)に開始する事を強く推奨します。これは、牝馬がそれぞれの繁殖期の開始時に安定した発情周期に入っているようにするためです。
片方の目への光の投射は目に害を与えないのですか?
いいえ、害はありません。ライト・マスクのプロトタイプの試験の前後2年間にわたって、徹底した健康診断と光学検査が専門獣医により実施されました。使用される光の強度は、通常の厩舎の照明よりも5倍低く、晴れた日の日光よりも100倍低いものです。
マスクを身に着けていることによって、馬の行動は影響を受けることがありますか?
最初の装着後にマスクを調整するために数分かかる馬もいます。しかし、これ以外には行動の変化は確認されていません。活動モニターを使用して行われたマスクを着用した牝馬の行動パターンを調査したある研究では、馬のライト・マスク着用の有無に関わらず、牝馬の24時間の活動パターンには差がない事がわかっています。
Equilumeライト・マスクの電源はどのように供給されていますか?その電源はどのくらい持続しますか?
Equilumeライト・マスクはヘッドピースに固定されたカスタム・バッテリーで動作しており、繁殖期の間(5ヶ月)持続します。シェル型ケースは電子機器への損傷を防ぐ全天候型仕様です。光センサーは、ライト・マスクのカップに内蔵されており、環境光が閾値レベルを下回ったときに検知します。季節毎に日の長さが長くなるにつれ、青色光は夕暮れ時にのみ点灯し、バッテリーを節約します。